念願のマイホームやマンションの鍵を手にすると、夢が膨らみますよね。
でも、いざ家具選びを始めようとすると、こんな悩みで購入に足踏みしていませんか。
・「引っ越しまでに全部揃えなきゃ!と焦って何が正解か分からない」
・「長く使うものだから、絶対に色やデザインで失敗したくない」
家具はそうそう買い替えができない一生モノの買い物だからこそ、「失敗できない」というプレッシャーがあります。
偉そうに言っていますが、私も家具の色選びで大きな失敗をし、もっと考えてから購入していればよかった・・と反省したことがあります。

ネイビーのソファーを買ったけど、思った以上に部屋が重苦しくなっちゃった・・・
だからこそ、これから家具を購入する人には失敗してほしくないです。
今回は私の失敗や、インテリアの勉強で学んだ家具選びを始める前に知っておくべき以下の3つのポイントについて詳しく話しています。
1. 木の色を揃える
2. 配色を意識して家具を選ぶ
3. 動線と適切な寸法を知る
この記事を読めば、理想の空間のイメージが具体的になり、選ぶべき家具も分かるようになります。
家具も家の一部、末永く使えるお気に入りの家具と出会えるために是非参考にしてほしです!
木の色を揃える
ダイニングテーブルや、ソファー、椅子、テレビボード等木を使った家具はたくさんあります。
それぞれの家具の木の色味が異なる場合と、統一した場合の違いを見てみます。

同じ家具を置いているのに木の色を揃えた右の方が、統一感がありすっきりとまとまった印象になります。
木の色を揃えるときに意識するポイント
木の色を揃えるときに気を付けるポイントは以下の2つです。
- 「赤み」か「黄色み」を見極める
- 床のドアや建具に合わせる
一つずつ解説します。
ポイント①:「赤み」か「黄色み」を決める
木の「茶色」と言っても、大きく分けて2つの系統があります。
・ウォールナット系(赤み・濃い茶色)
重厚感があり、落ち着いたモダンな雰囲気

・オーク・ナチュラル系(黄色み・明るい茶色)
明るく生活感があり、北欧風やナチュラルな雰囲気が作れます。


自分の好きな部屋のテイストからウッドの色を選ぶといいね!
ポイント②:床やドアの「建具」に合わせる
家具の木の色を選ぶことに迷いがあるなら、建具と同じ色にしておけば、まとまりが出て、部屋に広がりを感じさせます。


建具と違う色にしたときは引き締まった印象がでるよ
木の色で失敗しないコツ!
木の色味を揃えた家具を買ったはずなのに、搬入後に見てみると手持ちの家具や家の建具とあっていなかった!ということもあります。
失敗を防ぐため、家具屋に行くときは必ずどちらかは用意してください。
・床材やドアのサンプルを持っていく

・スマホで撮った部屋や手持ちの家具の写真を持っていく

(※必ず自然光の下で写真を撮ってください。店の照明の下で見る色と、家で見る色は違って見えます。)

サンプルや写真を持っていくことで店員さんとも相談しやすい!
配色を意識して家具を選ぶ
2つめのポイントは配色です。
私の「ネイビーのソファーの失敗」の原因は、ソファーはとても素敵なものだったんですが、部屋全体の色のバランスを考えずに購入したことです。
部屋の印象を決めるのは色の影響がとても大きいです。
センス不要でおしゃれになる配色の黄金比

インテリアの世界には、だれでも部屋をきれいに見せることができる「70:25:5」という配色の黄金比があります。
70%:ベースカラー(床・壁・天井)
・部屋の大部分を占める色です
・1~2色
25%:アソートカラー(カーテン・ラグ・大きな家具)
・部屋の主役になる色です
5%:アクセントカラー(クッション・雑貨・花)
・部屋にメリハリをつけ、個性をだします
・1~2色
黄金比の配色を意識すると、部屋に統一感がでてすっきり見えます。

配色の黄金比について詳しく解説している記事はこちらです。
色を決める3step

配色の黄金比にあてはめながら、自分の家のイメージを具体的にしていきましょう。
step1:ベースカラー(70%)の確認(床・壁・天井)
・部屋の床・壁・天井を確認しましょう
step2:アソートカラー(25%)の決定(カーテン・ソファ・ラグ)
・SNSや雑誌で理想のインテリアを探し、どんな色のラグやカーテン等が使われているか研究してみてください
step3:アクセントカラー(5%)を考える(クッション・アート・花瓶)
・クッションや、小物の色は家具が揃ってからでも検討できます。少し派手かな?と思う色でも5%なので、失敗を恐れず取り入れてみてください。

ピンタレストで好きなテイストの部屋をどんどん保存して、部屋の共通点をみつけるのもいいですよ!
動線と適切な寸法を知る

とても素敵な家具であっても、家具のサイズが部屋に合っていなければ日常的に以下のようなことが起こります。
・動線が十分に確保されず動きにくいためストレスを感じる
・圧迫感があり、狭く感じる

せっかく購入した家具が、ストレスのもとになるなんて・・・・
そうならないように購入前は以下の二つを注意しましょう。
・動線を確保できる家具を選ぶ
・部屋の余白を意識し、適切な寸法の家具を選ぶ
詳しく説明します。
動線を確保できる家具を選ぶ
●動線は最低60cmは確保する
人が正面を向いてストレスなく通るには最低でも60センチの幅が必要です。ダイニングチェアを引いた後ろを通れるか、ソファとテレビ台の間が狭すぎないか等も確認しましょう。
※二人以上が同時に通る可能性がある動線は、60cmより広めにとっておくほうがいいです。
●扉の可動域もチェックする
家具のサイズは収まっても、クローゼットの扉を開けたら家具にぶつかる、冷蔵庫が全開できない、といったケースもよくあるので確かめておきましょう。
部屋の余白を意識し、適切な寸法の家具を選ぶ
大きすぎる家具や、家具の置きすぎは部屋の余白を埋めてしまいます。

余白を持たせることで以下のようなメリットがあります。
・家具の周りに空間があることで、それぞれの家具が引き立ち美しく見える
・圧迫感がなく、部屋が広く見える
・風通しがよく、掃除がしやすい
また、子供がいる家庭は、家具を置きすぎてしまえば、遊ぶスペースが狭まり、ぶつかる危険性もあります。
どこに余白を置くべきかを家具を購入する前に計画することが大切です。
家具を美しく見せ、快適に過ごせる寸法
部屋に対してどのぐらいの大きさの家具を置けば、窮屈に見えず、人が動きやすいかは以下の寸法を参考にしてみてください。
| <家具> | <寸法> |
| ソファ | 設置する部屋の壁の3分の2以内 |
| ソファテーブル | ソファの3分の2以内 |
| ダイニングテーブル | 椅子を引いた状態で壁から少なくとも70cm~80cm離れる |
| シングルベッド | 壁から少なくとも片側75cm離れる |
| ダブルベット | 壁から少なくとも両側75cm離れる |

適切な寸法を知っておくことが家具選びでとても大事!
まとめ:家具選びは「理想の暮らし」を具体化することから
新居の家具選びで一番大事なことは、「その部屋でどんな風に暮らしたいか」を具体化していくことです。
理想のイメージの部屋の写真を集め、家具の色や、部屋に対してのサイズ感などを参考にしてみてください。
最後にもう一度家具選びのポイントをまとめました。
・木の色を揃える
統一感が出て垢抜けます
・配色の黄金比を意識する
家の印象は色で決まります。だれでも美しく見せることができる「70:25:5」の黄金比を使ってください
・動線を確保する
最低60cmは動線を確保できる家具を選んでください
・部屋に対して大きすぎる家具は選ばない
「とりあえず」や「このデザインが素敵だから」で選ばず、部屋に対して適切な寸法を知ってから検討してください
新居が居心地がよくお気に入りの場所になることを願っています。
参考書籍
今回の記事を書くにあたって、私が何度も読み返した本を紹介します。
北欧式インテリア・スタイリングの法則
世界中で愛されている北欧インテリアが、なぜ素敵に見えるのか、ロジカルに教えてくれます。
「色の組み合わせ方」や「美しく見えるディスプレイの方法」、「部屋ごとの大事な寸法」等、これから部屋のインテリアを考える人には是非一度読んでほしい一冊です。
困ったときにこの本を読めば、解決の糸口になります。
家具配置のルール
「リビングが狭く動きにくい」、「キッチンのカウンターがものだらけ」そんな暮らしにくさやストレスを感じている人は是非読んでほしいです。
動線の考え方や、そもそも家具を置ける部屋の広さとは等、家具やレイアウトを考える上で大事な基本を事例をもとに解説しています。
子供がいる家庭や、ペットがいる家庭等、事例数も多く図解もありとても分かりやすいです。

どちらの書籍も、家具の配置やインテリアで悩んだとき何度も読ん見返してる

